人間関係のストレスで疲れたときに|フレネミーとの関係を引きずらないためのアロマセルフケア
最近、「フレネミー」という言葉を耳にすることが増えてませんか?
流行っているんですかね。
私の周りでも、最近よく話題にのぼる言葉です。
フレネミーとは、Friend(友達)とEnemy(敵)を組み合わせた言葉で、表面的には友好的に接しながら、陰では悪口を言ったり、都合のよいときだけ親しくしたりするような関係を表す造語です。
そんな人間関係のストレスを感じた経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。
人間関係のストレスは、脳と身体にも影響します
私たちの身体は、対人関係のストレスも自分にとって重要な出来事として受け取り、緊張や警戒に関わるストレス反応を起こします。
仲良くしているはずなのに、なぜかその人と会った後は疲れている。
何気ない一言が気になって、帰宅してからも頭から離れない。
「どういう意味だったんだろう」と何度も考えてしまう。
こうした、嫌だった出来事を頭の中で繰り返し考える「反すう」が続くと、出来事が終わった後もストレス反応が長引き、気持ちの切り替えが難しくなることがあります。
だから、
「もう終わったことだから、気にしないようにしよう」
と頭で考えるだけでは、なかなか気持ちがついてこないことがあるのです。
大切なのは、相手を変えようとすることだけではなく、ストレスを受けた自分自身が、きちんと回復する時間を持つこと。
香りを「リラックスする時間」に取り入れる
その方法のひとつとして、香りを取り入れてみてはいかがでしょう。
香りは鼻から入った情報が脳へ伝わり、感情や記憶に関わる領域ともつながっています。
そのため、香りは単なる「いい匂い」ではなく、気分やリラクゼーションに関わる感覚刺激として研究されています。

実際に、アロマセラピーについては、ストレスや不安、リラクゼーションへの影響を調べた研究が行われています。
一方で、精油の種類や濃度、香らせ方、対象者など研究条件はさまざまです。
そのため、「この香りを使えば、必ずストレスがなくなる」と考えるのではなく、自分が心地よいと感じる香りを選ぶことが大切です。
人間関係のストレスを受けると、身体は緊張や警戒に関わるストレス反応を起こします。
その状態が続けば、心だけでなく身体も休まりにくくなります。
だからストレスケアでは、ストレスの原因について考えることだけでなく、ストレスを受けた後にきちんと休息し、身体を回復させる時間を持つことも大切です。
香りは、その「休む時間」に取り入れられるセルフケアのひとつです。
たとえば、嫌なことがあった日の帰宅後なら、
- ベルガモットやスイートオレンジなど、好きな香りの化粧品でゆっくりスキンケアする
- ラベンダーの香りを楽しみながら、ゆっくりお風呂に入る
- 寝室で好きな香りを楽しみながら、就寝前の時間を過ごす
香りだけにストレスケアを任せるのではなく、「休息」という基本的な回復行動に、香りを組み合わせるという考え方です。
アロマは、嫌な人や嫌な出来事を消してくれるものではありません。
けれど、ストレスを受けた後にきちんと休み、心身の回復に目を向ける。
そのための方法のひとつとして、香りを取り入れることはきっと回復を助けることに役立つと思います。

自分の心と身体を、自分でケアするために
人間関係そのものを、アロマで解決することはできません。
必要であれば、相手との距離を見直したり、誰かに相談したり、環境を変えたりすることも大切かもしれません。
その一方で、受けたストレスを抱え続けないために、自分の心身がどのような状態にあるのかを知り、回復のための方法を持っておくこともおすすめです。
睡眠、食事、運動、休息、そして香り。
特別なことをするのではなく、毎日の生活の中で、自分の心身をケアする方法を知っておく。
それは、人間関係だけでなく、仕事や家庭など、さまざまなストレスと付き合っていくうえでもきっと役立ちます。
「不調になってから対処する」のではなく、自分の心身の状態を知り、日常の中でケアしていく。

そんなセルフメディケーションの考え方は、これからますます大切になっていくのではないでしょうか。
aroma-natureでは、香りをただ楽しむだけではなく、精油の特徴や身体との関わりを学び、日々のセルフケアに役立てる「セルフメディケーション講座」を開催しています。
「なんとなく不調だから香りを使う」のではなく、なぜ香りが役立つのか、どのように取り入れればよいのか。
その知識を身につけることで、アロマはもっと身近なセルフケアになります。
自分自身や大切な人の心身をいたわるために、香りと身体の仕組みを一緒に学んでみませんか。


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