昨年10月から始まりました「香りのある生活講座」
その中の「セルフメディケーションコース全2回」が10月11月と一番人気で、遠方の生徒様とのオンラインレッスンの日々でした
やはり注目度の高い分野なのだと思います。
高齢化社会に伴った医療費の高騰は多くの国で深刻な問題で、特に社会保険が充実している日本では医療費の破綻が懸念されているので、病気にならない体づくりをするセルフメディケーションは、国も推奨しています。
意外だったのは、受講された方の多くが医療従事者だったこと。
実際に医療の現場にいるからこそ、医療の限界を感じるとのことでした
セルフメディケーションとは「自己治療」のことで、「少しの体の不調は自分で治す」という東洋医学の考え方です。
私達の病気はある日突然なるものではなく、日頃の生活の仕方に起因する積み重ねであること多いと考えられています。
この講座は、病気として医療を頼る段階になる前に、体のなんらかの不調「体のサイン」(東洋医学では「未病」といいます)を見逃さずセルフメディケーションすることで、健康寿命を延ばすことに役立てQOLの向上にも繋げることを目的とした内容です。
全2回中1回目の講義の最初で、「センテナリアン」というワードがでます。
センテナリアンとは、「100歳を超えても病気知らずで元気で人生を楽しんでいる人」のこと。
人生の寿命と健康寿命では、平均10年ほどの差があると言われている中、センテナリアンは天寿を全うするその時まで元気なのだそうです。
*働く喜びを感じている
*やりたいことに挑戦している
*身なりを整えることを忘れない
*ときめきを忘れない
センテナリアンにはそのような共通点があるようです
一見、精神論のようにも感じますが、この講座を学んでいくと、センテナリアンがセルフメディケーション出来ている人と同じなのだということが分かります。
食事、運動、睡眠など昔から言われている生活習慣に加え、メンタルケアなど現代社会を生き抜く予防医学についての講義と、古来からの予防医学で伝えられてきた植物療法(アロマセラピー)をまじえた実習で、自分に合ったライフスタイルを見直してみませんか?
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