アロマセラピーと「病は気から」〜心と身体への健康的なアプローチ〜

「病は気から」ということわざは、「心の状態や心の持ち方が体調や健康に影響を及ぼす」ということを示していることは、みなさんご存知のことと思います*

実際、ストレスや不安、心の不調が身体に悪影響を及ぼすことは多くの研究によって裏付けられています。

こうした心と身体の密接な関係を考慮し、アロマセラピーがどのように役立つかということは、当教室のレッスンでも、このブログでも何度もお話しております。

最近、香りによるメンタルケアと、メンタルケアの必要性を身をもって感じた出来事があったので、「香りとメンタルケアの関係」について、改めて書きますね。

アロマセラピーとは

アロマセラピーは、自然の植物から抽出したエッセンシャルオイル(精油)を使用する自然療法の一つです。

これらのエッセンシャルオイルは、香りによって心や脳に働きかけ、リラックスやリフレッシュを促すとされています。

心身のリラックスがストレスを軽減し、健康な状態をサポートすると考えられているのです。

アロマセラピーとメンタルケアの関係

アロマセラピーがストレス軽減に効果的な理由は、主に以下の3つのメカニズムによるものとされています。

1.  嗅覚からの作用

アロマセラピーは、エッセンシャルオイルから発せられる香りによって、嗅覚を通じて脳に直接働きかけます。嗅覚が脳と密接に関連していることから、特定の香りが脳内の神経伝達物質やホルモンの分泌を調整することが可能です。例えば、ラベンダーやベルガモットの香りは、セロトニンやドーパミンの分泌を促進し、リラックスや幸福感をもたらすとされています。

2. 自律神経の調整

アロマセラピーの香りが脳に作用することで、自律神経のバランスを調整すると考えられています。

ストレス時には交感神経が優位になり、心拍数が上昇し、筋肉が緊張します。

逆に、アロマセラピーによるリラックス効果は副交感神経を活性化させ、交感神経の活動を抑制することで、身体をリラックスさせます。

3. 心理的要因への影響

香りは個人によって異なる記憶や感情と結びついています。

アロマセラピーによる特定の香りは、ポジティブな感情やリラックスを引き起こす場合があります。

心理的に安心感や快適さを与えることで、ストレスの認識や感じ方を変化させる効果があるとされています。

現代社会を生き抜くためのアロマセラピー

これらのメカニズムにより、アロマセラピーはストレス軽減に役立つと考えられています。

(個人差があります)

心身の健康をサポートするために、アロマセラピーを取り入れることは、現代の忙しい社会生活において、きっと大きな助けとなると思います。

ぜひ、アロマの香りを楽しみながら心身のバランスを整える時間を持つことをおすすめします。

当教室の人気講座「セルフメディケーション講座 全2回」では、メンタルケアに役立つアロマケアのお話や、ストレス軽減に役立つアロマクラフト実習などがあります。

現代人の生活に役立つ香りのセルフメディケーション、学んでみませんか?

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