初対面の相手の第一印象が決まるのは、30秒、6秒、0.2秒など諸説ありですが、ほぼ一瞬だといわれています*
第一印象は、多くの場合、外見や態度など視覚的な情報が中心となりますが
実は、それ以上に香りが大きな影響を与えていることを知っていますか?
五感の中で、得た情報を最も速く脳に伝えるのは嗅覚です。
しかもダントツ。それには理由があります。
香りは嗅覚を通じて脳に直接働きかけ、感情や記憶を司る大脳辺縁系に影響を与えます。
嗅覚は他の五感と比較しても、記憶に強く結びつき、なんとなくでも知らず知らずのうちに脳に残ることがあります。
街ですれ違った人の香りや、ふと匂ったことのある香りで、思い出される出来事など、誰しもあるのではないでしょうか?
嗅いだ香りを「良い香り」だと脳が認識すると、免疫力やホルモンバランス、自律神経に良い影響を与えることが分かっています。
また、特定の香りを嗅ぐことで、安心感の「セロトニン」や、やる気「ノルアドレナリン」、満足感の「ドーパミン」など、メンタルバランスを整える神経伝達物質の分泌が促されることも分かっています。
初対面の時に自分のつけていた香りが、相手にとっても良い香りであれば、相手の心身に良い影響を与え
「自分にとって良い影響のある人」
と印象づけることができ、そして、いつまでも記憶に残るのではないかと、個人的には考えています。
嗅覚で得る情報は、視覚聴覚で得る情報の何倍も早いですからね。
第一印象は短い時間で形成されますが、その中で香りが持つ影響は大きいと言えます。
香りを上手に活用することで、相手に良い印象を与え、コミュニケーションをスムーズにすることができるかもしれません。
「香りで第一印象をより良く操作する」
上手に使いこなせたら楽しそうですね
当教室の4月限定レッスンでは、「春のクラフトレッスン」として「香水講座」を行っております。
天然の香料で作る香水とソリッドパフュームで、自分の好きな香りに長時間包まれることで、環境が変わることでの緊張も解れると思います。
新生活の印象操作に役立ててみませんか?
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