新年度が始まってひと月。
頑張ってきた反動や、気温や環境の変化で、なんとなく心や体がだるい…。
そんな“五月病”のような症状を感じていませんか?
「五月病」とは、4月からの新生活や新しい環境に適応しようと頑張った反動で、5月頃に心や体の不調を感じる状態のことです。
正式な病名ではありませんが、無気力・不安感・イライラ・眠れないなどの症状が出やすく、多くの人が経験する“季節のゆらぎ”のひとつです。
特に、真面目で責任感が強い人ほど、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまいがち。
生活習慣病の大きな原因の一つに、現代病でもある「ストレス」
予防医学を学んでいくと、実は、偏った食生活や運動睡眠不足以上に、「ストレス」の影響は大きいことが分かってきます。
ストレスの原因を解決することは難しいかもしれませんが、そのストレス自体にどう対応していくかで、心身の状態は全く変わってくるようですよ。
そのストレスな環境をうまーくゆるーくやり過ごそうとしているうちに、ストレッサーの方から消えていってくれたりするものです。
慢性的なストレスとはほぼ無縁に生きているような私でも、一時的なストレスは日々感じている気がしますが、「予防医学」について学んでアロマセラピーと絡めて、「セルフケア」を取り入れていることで、体調を大きく壊すことなく過ごせています。
アロマセラピーは、植物の精油(エッセンシャルオイル)を使って心と身体のバランスを整える自然療法。
香りの成分は鼻から脳へと直接伝わり、自律神経や感情に深く関わる扁桃体や視床下部に作用することが分かっています。
実際に、精油には抗ストレス作用やリラックス効果を示す研究もあり、香りを感じることで心がふっと緩む瞬間があるのです。
私が毎日使っているのは、ロールオンアロマとアロマスプレー。

首筋や手首にすっと塗れるロールオンは、外出先でもすぐ使えるし、気分転換にもぴったり。
アロマスプレーはお部屋の空気をリセットしてくれるから、朝のスタートやおやすみ前に大活躍です。
香りは“自分を整えるスイッチ”にもなるんですよね。

私が最近いちばん頼りにしている精油は「セージ」です。
スーッとした中に深みのある香りは、モヤモヤした気分や頭の疲れをクリアにしてくれます。
セージに含まれるツヨンやシネオールといった成分は、心身の緊張をやわらげ、ストレスや疲労感を軽減する働きがあるとされています。
このように
アロマセラピーに日常的に触れていると、自分を整えてくれる香りにきっと出会えますよ*
五月病のような、心がちょっと疲れてしまうこの時期。
無理に頑張るよりも、香りの力を借りてゆっくり深呼吸してみましょう!


自分のペースで過ごすこと、自分をいたわることが、なにより大切です。
当教室では、アロマセラピーの資格講座のほか、香りを通して心と身体のケアを学べる講座を多数ご用意しています。
香りの世界を、日々の暮らしに取り入れてみませんか?
コメント