気分がどんよりしていたのに、ふとした嬉しい出来事でスッと気持ちが軽くなった。
そんな経験ありますよね。
たとえば、好きな友達からのLINE。
仕事帰りに寄ったカフェで飲んだ、美味しいコーヒー。
そんな“小さな嬉しさ”が、重たい気分を一気に明るく変える。
この感覚、じつは科学的にも根拠があるようです。
嬉しいと感じたとき、脳内ではドーパミンやセロトニンといった“幸せホルモン”が分泌されます。
これらは、気分を前向きにしたり、心の安定を保つ働きをします。
大学の研究でも、「ポジティブな出来事を記録する習慣が、ストレス耐性を高める」という結果が出ているそうです。
嬉しい出来事は心のエネルギー源になるのです。
嬉しい出来事は待つだけでなく、自分で“つくる”こともできるかもしれません。
そこに役立つのがアロマセラピーです。

香りは嗅覚を通して、感情をつかさどる“脳の中枢”に直接届きます。
たとえば、ベルガモットの精油はストレスホルモンを減らす作用があり、リラックスに効果的。
また、クラリセージやゼラニウムは、女性ホルモンのバランスを整え、気分の落ち込みをやわらげてくれることで知られています。

香りを「嬉しい」と感じる瞬間にも、脳はポジティブなホルモンを出してくれるんです。
• 朝、お気に入りの香りで深呼吸する
• 夜、大好きな香りのコスメでお手入れする

そんな小さな行動が、毎日の気分を整えてくれる大きな味方になります。
憂鬱な気分は誰にでもあります。
でも、ほんの一瞬の“嬉しい”が、それを吹き飛ばす力を持っています。
香りの力も借りながら、心に「嬉しい」を増やしていく。
それは、ストレスの多いこの時代を、健やかに生き抜くヒントになるのではないでしょうか。
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